SSL未対応ページに警告表示
ブラウザの「Google Chrome68」(2018年7月リリース)で、SSL(https暗号化通信)未対応ページの場合、アドレス欄に「保護されていません」との警告が表示されるようになる予定です。(Google Security Blog より)
2018年7月25日「Google Chrome68」がリリースされ、警告表示が始まりました。
SSLを導入されていない方は、早急な対応をお勧めします。
chromeではこれまで順を追って、警告表示が進んできました。
2017年 | 入力機能を有するWebページに警告表示 |
2018年 7月 | HTTP接続ページすべてに警告を表示開始 |
2018年 9月 | 安全前提。httpsの「保護された通信」が非表示 |
2018年10月 | HTTPページの警告が赤の表示に強化 |
Firfoxでは、パスワードなどの重要な情報を送信するページがSSL未対応の場合、警告が表示されるようになっています。
Internet ExplorerやSafariでは、現時点では警告表示はされていません。
これらのブラウザも、今後の動向を注意する必要があります。
警告表示の例
SSL未対応のページ(http://~)にchromeでアクセスすると、アドレスバーに「保護されていません」との警告が表示されます。
- これまでの表示
- 2018年7月から
- SSL対応済のサイト
さらに、10月より警告が赤の表示に強化
警告表示が出る環境
このお知らせは、Googleが提供しているChromeブラウザが対象です。
Firfoxでは、現在はパスワードなどを入力する画面がSSL対応していないと警告表示が出るようになっています。
Internet ExplorerやSafariでは、今のことろ警告表示はされていません。
今後、それぞれのブラウザの対状況を注意する必要がありそうです。
SSL導入のお勧め
ChromeのPCでの国内シェアーは、50%程度とみられています。全世界では70%近くです。モバイルの国内シェアは30%程度です。(StatCounterより)
従いまして、非SSLのままですと、多くのChromeユーザーを失う危険性もあります。
SSL導入の目的として、警告表示やSEO上有利にみなされることに注視しがちですが、大切なデータを安全に扱うことや、ホームページの不正利用を防ぐためにも重要なことです。この機会に常時SSL化を進めてはいかがでしょうか。
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当社では、当社サーバーご利用のお客様、未利用のお客様に対して、数種類の銘柄の証明書取得サービスをご提供しています。詳しくはこちらをご覧ください。
常時SSL導入時には、既存のホームページをSSL用に修正する必要があります。これらの修正は、お客様ご自身で行っていただくことが原則ですが、当社では代行して作業(オプション料30,000円~/複雑性、規模に応じます)を行うことも承っております。(当社サーバーに限ります)