バックアップマネージャー

概要

バックアップマネージャー(オプション)は、バックアップスケジュールの設定や、バックアップデータ取得のためのFTPアカウントの設定を行うことができる管理ツールです。
※バックアップマネージャーでは、JavaScriptを使用しています。ご使用のブラウザの設定によりJavaScript機能を無効にしている場合、 正しく表示されないことがあります。バックアップマネージャーをご利用になるときは、ブラウザのJavaScriptを有効に設定してからご利用いただく ようお願いいたします。

バックアップマネージャーへのログイン方法

下記の認証情報を用いてログインします。バックアップマネージャーのアカウントは、データバックアップ1契約に対し、1アカウントとなります。

ログインURL 別途ご案内
ログイン先ID backup@[ お客さまのIPアドレス ]
パスワード 申込み時にお客さまが指定したパスワード

ログイン先URLにアクセスし、ページが開いたら[アカウント名]と[パスワード]を入力して[ログイン]ボタンをクリックします。

アカウント管理~バックアップマネージャーアカウント設定

バックアップマネージャーのログインパスワードを変更することができます。 [新しいパスワード][新しいパスワード(確認用)]にパスワードを入力し、[設定]ボタンをクリックしてください。
なお、バックアップマネージャーのアカウント名を変更することはできません。

バックアップメニュー~スケジュール設定

[スケジュール設定]では、バックアップを行う頻度を設定することができます。
スケジュール設定画面では、契約中のデータバックアップの一覧が表示されます。

各バックアップの[編集]からバックアップを行う頻度の設定が可能です。
設定できるスケジュールは次の通りです。

毎日 ※データバックアップ7世代をご契約のお客さまのみ設定可能

  • 毎週(日、月、火、水、木、金、土のうち1つを選択可能)
  • 毎月(上旬、中旬、下旬のうち1つを選択可能)

※時間帯を指定することはできません。
※毎月の場合、日にちを指定することはできません。

設定したいスケジュールを選択し、[設定]ボタンをクリックすると、スケジュールが変更されます。

バックアップメニュー~バックアップデータ管理

[バックアップデータ管理]では、取得済みバックアップデータの無期限保存の設定と、取得済みバックアップデータの削除を行うことができます。
バックアップデータ管理画面では、ご契約中のバックアップオプションを選択することができ、選択したバックアップオプションの取得済みバックアップデータのディレクトリ名の一覧が表示されます。
取得済みバックアップデータの無期限保存を行うには、無期限保存するバックアップデータのディレクトリ名の[保護]を選択してください。無期限保存設定を解除するには、[解除]を選択してください。
取得済みバックアップデータを削除するには、削除するバックアップデータのディレクトリ名の[削除]を選択してください。

[削除]を選択すると、確認のためのダイアログが表示されます。削除したバックアップデータは復旧することができませんので、誤って削除しないようご注意ください。

アカウント管理~FTPアカウント設定

step1 バックアップデータ用FTPアカウントの作成

[FTPアカウント設定]では、バックアップデータが保管されているFTPサーバーへ接続するためのFTPアカウントの設定を行います。
初期状態ではFTPアカウントは作成されていませんので、[編集]ボタンをクリックして、FTPアカウントを作成します。
FTPアカウントは1つ作成できます。

設定欄に次の情報を入力しFTPアカウントを作成します。

アカウント名 [お客さま任意の文字列]@お客さまのIPアドレス
新しいパスワード 任意のパスワード
新しいパスワード(確認用) パスワードを再度入力
ステータス 「有効にする」にチェックが入っていないと、FTPで接続することができません。

※この情報がFTPアカウントの情報となります

項目命名規則
FTPアカウント名
  • 1~32文字
  • 使用可能文字列「a~z 0~9 . _ - = { } + #」
  • 以下のようなアカウントは登録することができません。
     > アカウント名「anonymous」
     > . (ピリオド1つ)
     > .. (ピリオド2つ)
     > # で始まるアカウント名
FTPパスワード
  • 8~32文字
  • 使用可能文字列「a~z A~Z 0~9 . _ - = [ ] { } + # ^ ! ?」
  • 英字 + 数字もしくは 英字 + 記号の組み合わせが必須

step2 FTPソフトの設定

お客さまご利用のFTPソフトウェアにバックアップデータが保管されているFTPサーバーへ接続するためのFTPアカウントの設定を行います。

FTPソフトウェアの設定内容

FTPサーバー名 restore.etius.jp
FTPアカウント(ユーザー)名 [入力した文字列]@[お客さまのIPアドレス]
FTPパスワード 設定したパスワード

step3 バックアップデータの命名規則と構成

対応プロトコルは以下の通りです。

対応プロトコル備考
FTP  
FTP STARTTLS Explicit

各対応プロトコルで接続すると世代ディレクトリ一覧を取得することができます。ディレクトリの配下に、バックアップデータが保管されています。
ディレクトリの命名規則は以下の通りです。

YYYY-MM-DD_[LOCK]_[TARGET]
|YYYY-MM-DD … バックアップ取得年月日
[LOCK] … LOCKED = 世代保護中
… UNLOCKED = 解除中
[TARGET] … STANDARD 標準バックアップ
…[データベースホスト名]
= 高機能データベースMySQLバックアップ

データバックアップ

世代ディレクトリ配下のpathデータ内容
/FTP_BACKUP Webコンテンツ、アノニマスFTPのバックアップ配下には下記のディレクトリがバックアップされ、設置されます
/app-def
/cgi-bin
/cgi-def
/data
/home
/ssi-def
/webuser
/anonymous
/ssl/app-def
/ssl/cgi-bin
/ssl/cgi-def
/ssl/data
/ssl/home
/ssl/ssi-def
※/sslとその配下のディレクトリは、共用SSLまたは独自SSLをご利用中のお客さまのみバックアップされます。
※/sslディレクトリは、2020年以降設置サバ―には存在しません。
/MAIL_BACKUP Mailコンテンツのバックアップ
/CONFIG_BACKUPP Webユーザ/Mailユーザの設定バックアップ
/ML_BACKUP メーリングリストの設定バックアップ
/MYSQL_BACKUPP 標準データベースのバックアップ

バックアップデータを利用してW3Lab ProBiz サーバーのデータを復旧する方法については、データの復旧方法のページをご参照ください。

step4 FTPアカウントの変更(アカウント名、パスワード、ステータス)

FTPアカウントを作成後、アカウント名、パスワード、ステータスを変更することができます。
変更するには、[FTPアカウント]の画面で[編集]のボタンをクリックします。

○アカウントの変更・・・・アカウント名のみ希望の文字列を入力します。

○パスワードの変更・・・[新しいパスワード]、[新しいパスワード(確認用)]を入力します。