共用SSL
| 概要 | 注意事項(必ずお読みください) | 前提条件、制約事項 | ご使用方法 | Webサイト開設まで | 共用SSLと独自SSLの違い |
概要
共用SSLは、弊社で取得したSSLサーバー証明書を共用利用しSSLによる通信暗号化を行うサービスです。サイトマネージャから共用SSLを「ON」に設定し、ご希望のサブドメイン名(以下、共用SSL用FQDN)を指定することで利用できます。
注意事項(必ずお読みください)
共用SSLのSSLサーバ証明書は、弊社が取得したものを他のご契約者さまとSSLサーバ証明書を共用利用するものであり、お客さまサイトの実在性、企業の実在性を証明するものではありません。
このため、個人情報を取り扱われる法人サイトでの共用SSLのご利用を推奨しません。
個人情報を取り扱われる法人サイトの場合、独自SSLの利用を推奨します。
前提条件、制約事項
- 携帯電話には対応していません。スマートフォンにつきましては機種によって異なります。
- 独自SSL(有料オプション)との併用はできません。
- 他のご契約者さまが既に利用している共用SSL用FQDNは使用することはできません。
- 共用SSL用FQDN にwwwを指定することはできません。
- 共用SSLをご利用中に新たに独自SSL(有料オプション)の設定をされた場合、独自SSLの設定が優先され、共用SSLはご利用できなくなります。
- 共用SSL用FQDNを削除すると、/sslディレクトリ及びその配下のディレクトリとファイルが全て削除されます。
- 共用SSL用FQDNの変更は、1日に1回のみに制限しています。
- 共用SSL用FQDNを変更する場合、共用SSLを「OFF」にする必要があり、「OFF」にすると、/sslディレクトリおよびその配下のディレクトリとファイルが全て削除されます。
※/sslディレクトリは、2020年以降設置サバ―には存在しません。以前からご利用のお客様が、共用SSLを「OFF」から「ON」にすると、以前のsslディレクトリは使えなくなり、通常領域にアップロードした状態での「https://」接続利用となります。ご不明点は、事前にお問合せ下さい。 - サイトシールは利用できません。
- CSSや画像ファイルなどの指定をhttp://から始まる形式としていたり、YouTubeなど、他のWebサイトのコンテンツを埋め込むとWebブラウザが警告を発することがあります。httpsサイトでのhttpコンテンツの使用は、セキュリティ上もお勧めできません。
- セキュリティの面から、Cookieにはdomain属性を指定せずSecure属性を指定するように推奨します。
- 共用SSLで利用されているドメイン名を親ドメインもしくは、子ドメインに指定することはできません。
ご使用方法
4-1. サイトマネージャへログイン
http://(お客さまのIPアドレス、またはドメイン名):8080
・ログイン名:admin
・パスワード:adminのパスワード
4-2. 共用SSLの利用開始(OFF状態からON状態)
- サイトマネージャにログインする。
- 「共用SSL」メニューを開く。
- 希望の共用SSL用FQDNを入力し、[ON]ボタンをクリックする。
- 共用SSLが設定され、利用できるようになる。
設定が反映されるまで、およそ30分程度かかります。
お客さまの環境によっては、DNSサーバの影響で最大3日間ほどかかる場合がございます。
なお、ご指定頂くことが可能な共用SSL用FQDNは、以下のルールを満たすものとなります。
ユーザー選択可能対象 | https://[ お客さま指定の共用SSL用FQDN ].securesite.co.jp |
---|---|
文字長 | 3~16文字 |
使用可能文字 | [英字小文字] abcdefghijklmnopqrstuvwxyz [英字大文字] ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ [数字] 0123456789 [記号] -(ハイフン) |
組み合わせルール | 先頭及び末尾にハイフンは使用できない。 |
設定が完了すると以下の画面が表示されます。
4-3. 共有SSLを利用停止(ON状態からOFF状態)
- お客さまがサイトマネージャにログインする。
- 「共用SSL」メニューを開く。
- 「/sslディレクトリ配下にあるコンテンツを削除して共用SSLをOFFにすることに同意します。」という警告文に同意していただける場合、チェックボックスにチェックを入れ、[OFF]ボタンをクリックする。
- 確認画面が表示される。問題がなければ[OFFに設定]ボタンをクリックする。
- 共用SSLの設定が解除され、利用できなくなる。
※ ドキュメントルートのデータ及び、SSL関連の設定はすべて削除されます。ご注意ください。
4-4. 共用SSLの利用再開(OFF状態からON状態)
- お客さまがサイトマネージャにログインする。
- 「共用SSL」メニューを開く。
- 「このURLで共用SSLを設定する」ボタンをクリックし「設定」ボタンをクリックする。
- 共用SSLが設定され、利用できるようになる。
※ 既に共用SSL用FQDNは設定されている為、共用SSL用FQDNの選択項目は表示されません。
4-5. 共用SSL用FQDN削除(OFF状態から共用SSL用FQDNを削除)
- お客さまがサイトマネージャにログインする。
- 「共用SSL」メニューを開く。
- 「このサブドメイン「xxxxx」を削除する」に同意する場合、チェックを入れ、「設定」ボタンをクリックする。
- 共用SSL用FQDNが削除される。
※ サブドメインの変更は、1日1回に制限しています。その回数を超えて変更を行おうとすると下記のエラーが表示されます。
Webサイト開設まで
5-1.Webサイト用のコンテンツを置く場所
FTPでアクセスし、/ssl/homeディレクトリの配下にコンテンツを置いてください。
5-2.Webサイトへのアクセス方法
下記、URLへアクセスするようお願いします。
URL https://[ お客さま指定の共用SSL用FQDN ].securesite.co.jp
共用SSLと独自SSLの違い
SSLの種類 | 共用SSL | 独自SSL | |||
---|---|---|---|---|---|
GeoTrust クイック SSL プレミアム | COMODO ポジティブSSL | シマンテック セキュアサーバーID | |||
主な利用用途 | 個人サイト向け | 個人・企業・団体 | 個人・企業・団体 | 企業・団体 | |
独自ドメインの利用 | × | ○ | ○ | ○ | |
携帯電話、スマホへの対応 | × | △ ※一部に対応していない |
△ ※一部に対応していない |
△ ※一部に対応していない |
|
サイトシールの提供 | × | ○ | ○ | ○ | |
認証局の保証(CPS) | × | ○ | ○ | ○ | |
ドメインの実在認証 | × | ○ | ○ | ○ | |
企業の実在認証 | × | × | × | ○ | |
個人事業主さまによる利用 | ○ | ○ | ○ | × | |
取得・更新の申請手続き | 不要 | 必要 | 必要 | 必要 | |
SSL設定作業 | 不要 | W3Labが実施 | W3Labが実施 | W3Labが実施 | |
申請から設定までの時間 | すぐに利用可能 |
数営業日 |
数営業日 | 数営業日 |
※ 独自sslの種類は一例です。