テストサイトへアップロード (MultiBiz)
アップの前に接続元IPアドレス制限を行います。
テストサイトにコンテンツをアップすると、テスト用のサーバーにファイルが置かれます。
この領域は、ご契約のドメインやIPアドレスでは接続できませんが、第三者にテストサイト用URLを知られた場合や、長期間テストサイトにコンテンツを置いたままにすることで、検索サイトで検索結果として表示され、アクセスされる可能性があります。
このため、テストサイトにファイルをアップロードする前に接続元IPアドレス制限をすることをお勧めいたします。
接続元IPアドレス制限では、設定したIPアドレス以外からの接続をできなくする機能です。
- 「ユーザーポータル」の「SmartRelease」のメニューから「アクセス制限」を押下し、「登録ボタン」を押下します。
- 接続元のグローバルIPアドレスを入力し、「登録」ボタンを押下します。
- テストサイトのURLにアクセスし、初期状態のトップページを確認します。
初期状態ではこのようなトップぺージになっています。
テストサイトのURLは、「お客様情報」に記載されています。 - お客様が作成されたファイルをテストサイトにアップロード
インターネットで公開するファイルは、"/html"ディレクトリ以下に設置します。この段階では、契約ドメインでのアクセスはできません。SSLで公開(データの暗号化による安全性の確保)する場合も、"/html"ディレクトリ以下にファイルをアップロードしてください。
ファイルのアップロード時には、サーバーに初期設定されている同名のファイルを上書きしないようにご注意ください。
ポイント!
同名ファイルの上書き
同名のファイルをアップロードすると上書きされます。誤って必要なファイルを消してしまわないように、ファイルを確認してからアップロードしてください。ご注意!
アクセスできるディレクトリ
/htmlディレクトリはインターネットに公開されているディレクトリです。基本的にこれらのディレクトリ以下のファイルには、誰でもアクセス可能なので、設置するファイルには十分注意してください。
パスについて
パスはドキュメントルート以下の絶対パスもしくは相対パスで記述してください。 - 動作確認
テストサイトへファイルをアップロードしたら、動作確認をします。まずトップページが正常に表示されているか確認してください。
動作確認にはテストサイトのURLでアクセスします。
正常に表示されない場合は、以下の項目をチェックしてください。
□ アップロードするディレクトリを確認アップロードするディレクトリは、"/html"ディレクトリ以下です。指定したディレクトリにファイルがアップロードされているかご確認ください。
□ 転送モードを確認転送モードとは、そのファイルを転送するときにテキストモードで転送するか、バイナリモードで転送するかの設定です。
HTMLファイル、テキストファイル、CGI → テキストモードで転送
画像ファイル、動画ファイル → バイナリモード転送
これらが適切でないと正常にファイルが表示されない。
□ パーミッションを確認するサーバーにフォルダやファイルにはパーミッションという設定があります。これはアクセス制限のことで、誰がどのような操作をしてもいいかをディレクトリやファイルに設定するものです。ディレクトリは全て755もしくは705がいいでしょう。ファイルは通常644に、もしくは604でかまいませんが、CGI等の実行ファイルの場合には755もしくは705を付与してください。
□ 拡張子を確認するindexファイルはファイル名を入力しない場合に優先的に表示するファイルですが、同じindexファイルでも拡張子によって表示に優先順位があります。
1. index.html → 2.index.shtml → 3.index.cgi → 4.index.hdml → 5.index.htm → 6.index.php
例えば、index.htmlとindex.htmが同じディレクトリにアップロードされている場合には、優先順位の高いindex.htmlが表示されます。
もしインデックスファイルをアップロードしたのに、反映されない時には、この拡張子を確認してください。