WordPress4.7(MultiBiz)インストール
ここでは、世界中で最も人気のあるCMSの一つであるWordPressを、MultiBizサーバーへインストールする方法をご紹介します。
以下の手順に従ってインストールを進めれば、とても簡単にWordPressを使用することが出来るようになります。
インストール後は、別途説明するセキュリティ設定を行い、綺麗で豊富なテンプレートからお好きなものを選択して、独自のブログやホームページを作成していただけます。
1.ユーザーポータルにログインします。
ユーザーポータルIDとパスワードを入力して「ログイン」してください。ユーザーポータルIDとパスワードは、サーバー設定案内メールでご案内済です。
2.コントロールパネルを開きます。
画面左上の「コントロール」ボタンを押してください。
3.公開サイト用のソフトライブラリを開きます。
「公開サイト」タブを開き、「ソフトライブラリ」をクリックしてください。
4.CMSインストーラを開きます。
「CMSインストーラ」をクリックしてください。
5.WordPressを選択します。
「WordPress」をクリックしてください。
6.WordPressをインストールするディレクトリを任意に指定します。
テキストボックスに「mysite」、「wppage」、「blog」など、任意の名前を入力してください。ここに入力したディレクトリにWordPressがインストールされます。その結果、例えば 「http://あなたのドメイン/blog/」 がWordpressのURLとなります。よろしければ「確認事項に同意の上インストールする」ボタンを押してください。
ご参考)
後で「http://あなたのドメイン/blog/」を「http://あなたのドメイン/」でアクセスさせる設定も可能です。
7.WordPressの初期設定に進みます。
画面上に表示されているURLのうち、該当するリンクをクリックして、WordPressの初期設定画面に進んでください。SSL利用の有無、wwwの有無でURLが異なっています。データベース名が表示されていますので、記録しておいてください。
8.データベース情報の準備をします。
7の手順で記録していたデータベース名と、その他データベース接続に必要な情報を用意します。
1 | データベース名 | 7の手順で記憶していたデータベース名 |
2 | データベースユーザー名 | サーバー設定案内メールでご案内済 |
3 | データベースパスワード | サーバー設定案内メールでご案内済 |
4 | データベースホスト | 127.0.0.1:3307 (MySQL 5.6.30の場合) 127.0.0.1 (MySQL 5.5.42の場合) |
5 | データベースの接頭辞 | システムで自動設定 (特に理由がなければ変更不要) |
9.データベース接続情報を入力します。
上記手順7で集めた情報を入力し「送信」ボタンを押してください。
10.データベース設定完了を確認し、インストールを進めます。
「インストール実行」ボタンを押してください。
11.WordPress必要情報を入力します。
サイトのタイトルや、WordPress管理画面へのログイン情報を指定してください。今後、管理画面へのログインに使用しますので、忘れないようにしてください。
12.WordPressへの初回ログイン
上記手順10で指定したログイン情報で、WordPressへログインしてください。
13.WordPressを最新の状態にアップグレードします。
画面左に赤文字で更新②などと表示されていたら、クリックすれば最新の状態にアップグレードできます。更新がなければアップグレードの必要はありません。画面例では更新があるので、実行してみましょう。
14.プラグインとテーマを更新します。
例では「プラグイン (WordPressの機能を追加するもの)」と「テーマ (WordPressのレイアウトや見た目を構成するもの)」それぞれに一つずつの更新があります。今回は、プラグインとテーマをそれぞれ(一度に両方は実行できません)更新実行します。
15.プラグインとテーマの両方を更新し、WordPressの基本的なインストールが完了しました。
更新②などのように、数字が残っていればまだ更新が存在しています。更新数字がなくなるまで更新を実行してください。
16.注意事項
- 更新を実行すると、各種プラグインとの整合性などの問題から、サイトが動作しなくなる可能性があります。更新作業を行う場合には、必ず事前に「バックアップ」を行ってください。
- MultiBizでは、スマートリリース機能を使用すれば、サイト全体(データベースとサイトデータは別処理)を簡単にバックアップ及びリストアを行うことが出来ます。デフォルトでは一日に一回バックアップが行われています。30日間のバックアップ履歴がありますので、いつでも指定日時の状態に戻すことが可能です。任意時点でのバックアップも可能ですので、WordPressの更新時にはぜひご活用ください。
- また、MultiBizサーバーには、公開サイト用領域のほかに、テストサイト用領域があります。WordPressのメジャーバージョンアップなどの時には、公開サイトでいきなり更新を行わず、先ずテストサイトで更新を行って動作確認を行うことをお勧めします。問題がなければ公開サイトで更新を行うとより安全です。
- スマートリリース(SmartRelese)はユーザーポータルへログインすると使用できます。
- バックアップは万一(データセンタの障害等でバックアップを含め全データが消失)の安全のために、サーバー以外のご自身のPCなどにも必ず行ってください。
- WordPressは人気があるため、不正な攻撃の標的になりやすいことも事実です。更新は、これらの攻撃を防ぐ意味でもきわめて重要です。管理画面に頻繁にログインして、更新の有無を確認し、更新があるときには速やかにアップグレードを行ってください。