Apache系サーバーで運用するサイトでは、.htaccess
ファイルによる制御が大きな役割を果たします。このセクションでは SEOに有利なURLのリライトルール や、Basic認証による保護、エラーページのカスタマイズ など、共用サーバーでも扱える .htaccess
の応用テクニックを紹介します。
※ .htaccess
の内容が間違っていると 500 Internal Server Error が発生することがあるため、必ず バックアップを取ってから変更 しましょう。
1. リライトルールでSEO強化
- URL正規化
- 非www → www、HTTP → HTTPSなどのリダイレクト
- SEO対応URL構造
example.com/index.php?id=123
→example.com/product/123
のように書き換えることで可読性UP
2. ディレクトリ保護(Basic認証)
- 開発環境・管理画面のアクセス制限
.htpasswd
と組み合わせて、ID・パスワード認証を追加
- IP制限との併用も可能
3. アクセス制御やカスタムエラーページ
- 403 / 404 / 500エラーページのカスタム
- ユーザー離脱を防ぐ「お詫びページ」やサイトマップへの導線を設定
- IP制限による管理ページのブロック
- 特定のIPアドレスのみアクセス許可を与える方法
4. まとめ & 次のステップ
.htaccess
を使うことで、Apache系サーバーでも高い柔軟性を持ったアクセス制御やSEO強化が可能です。
- 5.3.1 リライトルールでSEO強化:URL構造の整備で検索エンジンに好印象を。
- 5.3.2 ディレクトリ保護(Basic認証):ログイン画面や開発環境をしっかり守る。
- 5.3.3 アクセス制御やカスタムエラーページ:意図しないアクセスを制限しつつ、ユーザビリティも確保。
各項目の詳細ページに進み、具体的な設定方法を確認していきましょう。