ウェブベースAIチャットシステム概要
最先端のAI技術ChatGPTを活用したウェブベースAIチャットシステムのサンプルです。
このシステムは、ユーザーが直感的に質問を投げかけることができ、それに対してAIが回答を提供するというものです。
従来のFAQシステムや検索エンジンとは異なり、当システムはユーザーの質問の意図を理解し、より人間らしい回答をします。
主な特徴
- 自然言語処理
- 当システムは、最先端の自然言語処理技術を用いています。これにより、ユーザーが自然な言葉で質問を投げかけることが可能になり、AIがその意図を理解し、適切な回答を生成します。
- 知識ベースのカスタマイズ
- ユーザーは特定のテーマや分野に関するテキストファイルをアップロードすることで、AIの知識ベースを拡張できます。これにより、特定の分野における専門的な質問に対しても、AIが正確な回答を提供できるようになります。
- 多様な用途に対応
- 当システムは、顧客サポート、従業員教育、研究支援など、さまざまな用途に適用できます。ユーザーが求める情報を迅速に提供することで、業務の効率化や知識の共有を促進します。
使い方
このインターフェースを使用することで、ユーザーはAIに質問や指示を出すことができます。特定のテーマや背景知識に基づいた質問をするために、テキストファイルをアップロードしてAIの知識ベースを拡張することが可能です。
- プロンプトの入力
テキストボックスに質問や指示を入力してください。その際、自然な言葉での入力が可能です。
- ファイルのアップロード(必須)
特定のテーマや背景知識に基づいた質問に対応するために、関連するテキストファイルをアップロードしてください。これにより、AIの回答の質が向上します。文字コードUTF-8の.txt形式ファイルを選択してください。あまり大きなファイル(3~4万字程度)は利用できません。このファイル内に存在しない情報は一般的な回答をします。
- 送信ボタン
フォームに入力が完了したら、「送信」ボタンをクリックしてください。処理が完了すると、AI(GPT-3.5)からの回答が画面に表示されるとともに読み上げられます。
このシステムは、ユーザーからの入力をもとにAIが回答を生成するシンプルなインターフェースです。テキストファイルを通じて提供される情報は、質問に対する回答の質を向上させるために使用されます。
※簡易アプリケーションです。条件分岐や繰り返し質問への対応など、高度な機能は有しておりません。
知識ベースサンプルファイル(AIに関する情報)
文字コードutf-8で以下の内容のファイルを作成して、ファイルアップロードに利用してください。
この文章内に書かれている内容について質問をしてみてください。例)「AIの医療分野への応用について教えてください」「機械学習について知りたい」「AIの将来性はどうですか?」「ファイル内容を簡単にまとめてください」等
システム構成例
ウェブベースAIチャットシステム構成:
- ルートディレクトリ: /
- apikey/config.php (OpenAIで取得したAPIキーをセットする設定ファイル)
- apifile/(知識ベースファイルが自動作成されるディレクトリ。定期的にファイル削除が必要)
- html/chat.html (チャットフォームを含むメインページ)
- html/chat.php (AIチャット機能を処理するバックエンドスクリプト)
- html/css/style.css (ページのスタイリングを定義するCSSファイル)
- html/js/script.js (JavaScriptのインタラクションを処理するファイル)
設定内容及びカスタマイズ
- 1. apikey/config.php
- ファイル内に、OpenAIから取得したAPIキーをセットしてください。apikey/はウェブからはアクセスできない場所としてください。
define('OPENAI_API_KEY', 'あなたのAPIキー');
- 2. apifile/************
- アップロードしたテキストファイルが保存されます。定期的に削除してください。
- 3. html/chat.html
- ウェブベースAIチャットシステムのホーム画面です。お好きにカスタマイズしてください。
- 4. html/chat.php
- AIチャット機能を処理するバックエンドスクリプトです。
$data = [
'model' => 'gpt-3.5-turbo',
'max_tokens' => 1024, // 例として1024トークンを設定
'messages' => [
['role' => 'system', 'content' => 'You are a helpful assistant.'],
['role' => 'user', 'content' => $sanitizedContent . " " . $userPrompt],
],
];
この箇所で設定値の変更が可能です。modelを「gtp-4」にしたり、トークン数を変更することなどができます。
詳しくは、ChatGPTのマニュアルをご参照ください。
- 5. html/css/style.css
- ページのスタイリングを定義するCSSファイルです。お好きにカスタマイズしてください。
- 6. html/js/script.js
- JavaScriptのインタラクションを処理するファイルです。
function speak(text) {
const utterance = new SpeechSynthesisUtterance(text);
utterance.lang = 'ja-JP';
speechSynthesis.speak(utterance);
}
この箇所では、AIの応答を日本語で読み上げるようにしています。不要であれば「speak(text)」の呼び出し及びファンクションを削除してください。
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