インストール手順(クイックインストール/手動)


共用レンタルサーバーで WordPress を導入するには、管理パネルによるクイックインストールと、ZIPファイルを使った手動インストールの2つの方法があります。ここでは両者の手順と注意点を比較しながら紹介します。


  1. クイックインストールの手順
  2. 手動インストールの手順
  3. 導入時の注意点
  4. まとめ

1. クイックインストールの手順

多くのサーバーには管理画面から WordPress を一括でインストールできる機能が備わっています。

一般的な流れ

  1. 管理パネルにログイン
  2. 「サイト作成」>「WordPress簡単インストール」
  3. サイトのURL・サイトタイトル・ログインID/パスワードを入力
  4. 「インストール」ボタンをクリック
  5. 数分で設置完了、ログインURLが表示される

ポイント
DB設定やファイル展開、初期設定が自動化されているため、初心者に最適。


2. 手動インストールの手順

サーバー仕様や高度なカスタマイズが必要な場合は、以下の手順で手動インストールも可能です。

手順

  1. WordPress公式サイトから最新版ZIPをダウンロード
  2. 解凍し、FTPで /public_html/ にアップロード
  3. サーバー管理画面で MySQLデータベース作成
  4. ブラウザでサイトにアクセス → インストールウィザード開始
  5. DB名・ユーザー・パスワードを入力
  6. 管理者ID・パスワードなど初期設定を行い完了

⚠️ 注意
wp-config.php が自動生成されない場合は、wp-config-sample.php をコピーして手動作成してください。


3. 導入時の注意点

項目注意点
インストール先URLルート直下(/)かサブディレクトリ(/blog 等)を明確に決める
データベース名他の CMS と重複しないようユニークな名称に
サーバー仕様PHP バージョン、MySQL バージョンを公式要件に合わせる
SSL 対応インストール後、WordPress の設定で HTTPS を有効化

4. まとめ

  • 初心者には クイックインストールがおすすめ。数分でサイトが構築可能
  • 高度な設定が必要な場合は 手動インストールを選択しよう
  • インストール直後は SSL設定・管理者パスワード管理・不要テーマ削除を徹底
  • 複数サイトを運用する場合は、URL構成とDB設計を事前に整理

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