有限会社ウェブスリー・ラボ

ご利用マニュアル
セット・アップ・インストラクション (2002.03.19)
オプション追加はこちらから!


1. はじめに


お客様のサーバーの設定が完了いたしました。今日からお客様ご自身のドメインと米国設置の高速サーバーで世界に向けて情報発信していただけます!

当サービスをご利用いただくにあたっては、このセット・アップ・インストラクションおよびヘルプ・ファイルをよくお読みください。それぞれのファイルの内容は次のようになっています。

セット・アップ・インストラクション(この画面): ご利用の全体的なガイドや注意事項など。
ヘルプ・ファイル: 当サービスでご利用いただける各種機能の設定方法など。


2. ディレクトリについて

お客様にご利用いただく基本のディレクトリは以下のディレクトリです。FTPまたはTelnet(SSH)で、お客様のサーバーにアクセスしていただくと、これらのディレクトリがあるはずです。

ウェブ ディレクトリ: /home/yourdomain/www/
ホームディレクトリ: /home/yourdomain/
アノニマスFTPディレクトリ: /home/anonftp/yourdomain/pub (特定の契約時のみ存在します)

2−1. ウェブ ディレクトリ: /home/yourdomain/www/

Webページ関連のファイルを置いていただくディレクトリです。html、htm、gif、jpg等のWebページ用のファイルはこちらに置いてください。このディレクトリおよびこのディレクトリ以下のサブディレクトリに置かれたindex.htm、index.html、index.shtml、index.cgi名のファイルがホームページとなります。したがいまして、表紙のページについてはindex.で始まるこのいずれかのファイル名をお付けください。

(例)
お客様のドメインが、yourdomain.com だとします。
/home/yourdomain/www/の下に、index.htmというファイルを置いていたとした場合、ブラウザーで http://www.yourdomain.com/ または http://yourdomain.com/ と指定していただきますと、この index.htmを読込みに行きます。

また、このディレクトリの中にはさまざまなサブ・ディレクトリが置いてあります。そのうち、cgi-binディレクトリはCGIスクリプトを置いていただくディレクトリです。ここに置いたCGIスクリプトの参照の方法についてはヘルプ・ファイルの「CGI・SSI」をご覧ください。
CGIスクリプトは、cgi-binディレクトリ以外においても動作しますが、セキュアサーバーを通してCGIスクリプトを呼び出すときには、cgi-binディレクトリ内に無ければなりません。
ウェブコントロールから色々なスクリプト(英語版)をインストールできますが、その時にはこのウェブディレクトリおよびホームディレクトリに関連ファイルが設定されます。
また、それ以外にも電子掲示板や簡易ショッピングカートなどのサンプルが設定してありますので、もしよろしかったらご利用ください。また、不要であれば削除してください。
消さないほうが良いファイルは、ホームディレクトリ上の全ファイル、ウェブディレクトリのcgi-bin内にある「plusmail」ファイル(アカウントによっては存在しません)、および「wusage」ディレクトリです。

既設ファイル概略 (設置時期により、以下と内容が異なることがあります)
/home/yourdomain/www/analyze簡易ログ解析
/home/yourdomain/www/cargo簡易ショッピングカート
/home/yourdomain/www/cgi-bin各種cgiスクリプト(ウェブコントロール、フォームメール、cgiemail、ランダムテキストジェネレータなど)
/home/yourdomain/www/countカウンタ
/home/yourdomain/www/formscgiemail対応メールフォーマット
/home/yourdomain/www/images上記カウンタ対応グラフィック文字
/home/yourdomain/www/minibbs電子掲示板
/home/yourdomain/www/randomランダムテキストジェネレータ対応ランダムテキスト
/home/yourdomain/www/wusageグラフィカルアクセスログ

2−2. ホームディレクトリ: /home/yourdomain/

このディレクトリには管理用の各種ファイルを置きます。極力Webページ用のファイルをこちらに置かないようにお願いいたします。
ここにはメール転送用のファイル ".redirect" やオート・メール・レスポンダー用のファイルを置きます。詳しくはヘルプ・ファイルをご覧ください。
また、このディレクトリには管理用のさまざまなファイルが置いてあります。これらのファイルの多くは頭に「.」が付けられています。このような管理用のファイルにつきましては削除しないようお願いいたします。
なお、どうしてもブラウザからアクセスさせたくないようなデータがある場合、この場所に置いてください。

2−3. アノニマスFTPディレクトリ: /www/anonftp/yourdomain/pub (特定の契約時のみ存在します)

このディレクトリには、アノニマスFTP用のファイルを置きます。お客様がWebページ上でファイルをダウンロードできるようにしたい場合などには、このディレクトリにファイルを置いていただき、Webページからリンクをしてください。詳しくは、ヘルプ・ファイルの「アノニマスFTP」をご覧ください。

3. アカウントについて

アカウント(IDとパスワードでサーバーにログイン)には、3つのレベルがあり、ウェブコントロールシステム( http://yourdomain.com/cgi-bin/plusmail )から追加可能です。
コース別の基本設定数を超えて設置する場合には、ウェブコントロールの設定可能数を変更するように当社にご依頼下さい。この場合、追加オプション料金が発生することがあります。

3−1. Telnet(SSH)アカウント (セキュアtelnet)

該当IDでTelnet(SSH)とFTPとPOPメールにログインできます。ご契約コースに応じて複数のアカウントが付属している場合があります。
1つはマスターアカウント(yourdomain.comの場合「yourdomain」)として設定済みです。
オプションでアカウントを追加することが可能です。追加アカウントについてアクセスを特定のディレクトリに制限することもできます。
SSHには専用のソフトが必要です。windows付属のtelnetプログラム等ではSSH接続できません。
現在「SSH1」で接続いただいていますが、順次「SSH2」にアップグレード予定です。(2002/03/19)
SSH2では以下にご案内するSSH2対応対応のソフト等をお使いいただく必要があります。これらのクライアントソフトは当社とは関係ありません。それぞれ作者の方の意向に沿ってお使いください。
SSH1対応
windows: (Tera Term pro + SSHプラグイン)
mac: NiftyTelnetSSH , F-SecureSSH

SSH2対応
windows: PuTTY 日本語対応版 executable files(実行ファイル)(puttykj.exe and puttyjp.exe)
mac: MacSSH


3−2. FTPアカウント

該当IDでFTPとPOPメールにログインできます。基本料金にはFTPアカウントは含まれていませんが、オプションで追加することが可能です。
アクセスを特定のディレクトリに制限することもできます。

3−3. POPオンリーアカウント

該当IDでPOPメールにだけログインできます。ご契約コースに応じて複数のアカウントが付属しています。
オプションで基本数量以上にアカウントを追加することが可能です。

注)
Telnet(SSH)アカウント, ftpアカウントで注意すべき点として、cgiスクリプトのオーナーがマスターアカウントでないと動かないということがあります。
cgi設置に当っては、マスターが検閲の上設置する。或いは、マスターが「touch」コマンドなどで空のダミーファイルを前もって設置するなどの方法によっていただくことが必要です。
これらはパーミッション「775」にすることにより、その後追加アカウント(グループメンバー)が自由に上書き修正可能です。
実行ファイル以外の場合には、これらの問題はありません。又、ディレクトリ内に置いたcgiスクリプトは、そのディレクトリのオーナーが誰かによっても、同様の結果となります。
追加アカウント管理者が第3者の場合には、アカウント設定後に、
/home/yourdomain
/www/yourdomain
のパーミッションを「711」にすることをお勧めします。こうすることでグループメンバー(追加アカウント)にファイルを不要に公開することを防止できます。(アカウントによっては、他が最初から見えない設定になっています)
その他ディレクトリ、ファイルのパーミッションは適切に設定して下さい。


4. アクセス・ログ

お客様のドメインごとのアクセス・ログは以下において提供しております。

http://yourdomain.com/wusage/ (グラフィカルアクセスログ)
and
(/home/yourdomain/access-log) (生ログ。SSHログイン後「cat access-log 等とすれば見えます」)

ぜひ、アクセスしてみてください。アクセス・ログはそのままでは非常に大きくなるので、毎週日曜日に更新整理されます。
なお、アカウント設定後、最初の日曜日が来るまではグラフィカルアクセス・ログは表示されませんのであらかじめご了承ください。


5. その他の留意点

  1. ディレクトリをお作りになる際に、cgi-bin、maps、icons という名称のディレクトリはお作りにならないよう、お願いいたします。
  2. cgi-binプログラムは、基本的に cgi-binディレクトリに置いて下さい。その他のディレクトリにおいても動作しますが、セキュアサーバーを通して実行する場合には、cgi-binディレクトリ内に置いてください。
  3. cgiプログラム(これらを置くディレクトリも含む)はパーミッション 777 では動作しません。705, 755等にしてください。
  4. Perlスクリプトおよびテキストファイルを転送する際にはASCIIモード、またはTEXTモードで転送してください。
  5. ご不明の点等がある場合には、まずヘルプ・ファイルおよびQ&Aをご覧ください。
  6. お客様のWebページと関連のないファイル、規約に反する内容のファイルをサーバーに置いておくことはお止めください。
  7. サーバーに過負荷となるcgiスクリプトはやむなく停止することがあります。
  8. 他のサーバーに迷惑をかけるようなcgiスクリプト(メールを無限送信するなど)を設置、実行することは絶対にしないでください。
  9. URLの指定は、http://yourdomain.com/ または http://www.yourdomain.com/のいずれもお使いいただけます。
  10. サーバ運用には万全を期しておりますが、お客様のWebデータ保全を100%保証することはできませんので、万一のために定期的に必ずご自身でバックアップをお取りください。
  11. ヘルプファイル内における「yourdomain.com」はお客様のドメイン名で読み替えてください。


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